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果林を含め、登場人物共々成長します。

話が進むと紹介文と噛み合わなくなっていきます。ご了承下さい。

 

【インスタント・ヒーロー。人物紹介】


【Main・こちら側】

 

音梨 果林(おとなし かりん)

名前通り大人しめで普通の女の子。成績は中位でちょこっとばかり運動音痴の面がある。学校では目立つ方ではなく地味な方。
小学校の卒業式間際、椎名に片思いをする。中学二年である現在も片思い進行中。
椎名のことが大好きではあるのだが、自分には高すぎる目標だと告白に踏み切れない。二年の間に溜まった熱は燻り続けている。
不幸なことに、人生を賭けたと言って良い日に勇者候補の一人として召還されてしまった。所属部はナシ。帰宅部。
あちら側の世界に不満炸裂だが一応主人公。

日畑 真波(ひばた まなみ)
中学に入ってから知り合って以来果林の大親友。果林とは違い何かと目立つタイプ。意外にも読書家で友達思い。
ミーハーで恋多き性格なため、もうすぐ告白が大台の二十を突破。
うわさ話が大好きで、何故か好きな先輩後輩同級生を隠し撮りし裏取引したりするちゃっかりモノ。何時も持っている(通称)噂ファイルは宝物なのか、何が起きても手放さない。
茶髪混じりだが天然色なので因縁付けてくる教師が不満らしい。
うぶな果林の事をからかって遊んだりするが、良きアドバイザー。
果林からはマナと呼ばれている。
文芸部所属。

桂木 響(かつらぎ ひびき)
現サッカー部のアイドル。もとい期待の新人。中一になったばかりだが、不運なことにマナの次のターゲットでもある。底なしとも思えるほどのスタミナと、子犬のような機敏さを持つ。何度転んでもめげないバイタリティと的確なシュートで試合相手を窮地へ導く。が、何故か果林が近くを通るたびコントロールが狂う。そのため、果林はボールの餌食に。わざとではないらしく、毎回泣きそうなほど平謝りしてくるので果林も怒れない。
サッカー部所属。

賀上 椎名(かがみ しいな)
果林の思い人。彼女の心の中では憧れの先輩と言うことになっている。紳士的で女の子に優しく、容姿も良いため女性徒の受けは良い。何故か彼女は居ない。更にクラブにも所属していないらしい。特に目立つところのない果林にも優しく接してくれる。
落ち着いていて大人びてはいるのだが、何処か話すペースがおっとりしているところがあり、のんびりさん。
果林を誘った理由は不明。


【Main・異世界側】


シャイス・ラグドルク
勇者候補の一人を呼び出す召還に携わる神官ぽい人。
重要な役割を持つ彼だが人材が少ない割に結構粗雑な扱いを受ける。威厳のある白い法衣を身に纏うものの、性格はかなり弱気。
ドジも多く、失敗もその分ある。
彼とフレイが組むとろくな事が起こらないと恐れられている。
果林が召還されるハメに陥った元凶その一。
責任を取って果林の世話係を命じられる。

フレイ・ライムス
神官ぽい人その二。威厳、というよりも威圧感のある黒い法衣を身に纏っている。が、至って性格は陽気。妙に前向き。 
厳しい世の中のわりにはテキトーな性格でもある。
シャイスと組んで召還に携わるが、もっぱら必要な材料を調達する係なので、シャイスほど目立って見えない。ちょっと得な人。
おっちょこちょいなところがあり、たまにとんでもない失敗をしでかす。果林が召還されるハメに陥った元凶その二。

アニス・レマンド
腰まで届く金髪の美女。大人の魅力漂う妖艶な女性で果林には絶対着れそうにもないほどのきわどい洋服を着ている。一応白が基調らしい。妹的な存在が欲しかったのか、果林の召還をとても喜んでいる。誰がなんと言おうと果林のミカタ、らしい。
可愛い女の子と少年が大好き。
マインと果林は良い玩具にされている。
勇者候補としては実力がある方らしく、そこそこ権力を持っている。

プラチナ・ラミージュ
端整な顔立ちをしているが無表情な女性。名前通り透けるような銀髪をゆったりとした一束の三つ編みにしている。参謀の役割が強いのか前線にはあまりでないらしい。口調は両刃の剣並に容赦が無く歯に衣着せぬ物言いをする。召還された果林を使い物にならないと即決する。

マイン・ライト
ドコまでも無邪気な勇者候補の少年。自分の身長と変わらないブーメランを獲物にする。亜麻色の短髪は猫っ毛なのか軽く跳ね気味。
同年代の果林のことは結構歓迎しているが特に熱血しているというわけではなく、心持ち冷めた部分もあり、気が向いたら助けてあげても良いかな、という位。
幼さは抜けないが戦闘能力は折り紙付き。
成長期なのか、美味しいモノには目がないらしい。

ダズウィン・エリアル
逞しい体躯の大男。大柄な戦士で両手持ちの大型の剣を悠々と振り回す。青銅色の甲冑に身を包み、敵陣に切り込む。
体力がある代わりに、頭脳労働には全く向いていないらしく、難しい話には割って入らない。アニスにはダズと呼ばれている。
細かなことを気にしない大雑把な性格。

アベル・ゼロム
勇者候補の少年。
銀髪に怜悧な翡翠色の瞳を持つ美少年ではあるのだが、集団行動を好まず一人になることが多い。
他の勇者候補とは違い出来る限り会話から逃れ、常に斜に構えている印象がある。
民間人と同じ力しか持たない果林の事を余り快く思っていないようで、何かにつけて文句を言う。
果林とは犬猿の仲。

 

 

 

 

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